声を、誰もが手渡せる創作物にする。
KOERU は UTAU 向けの歌声ライブラリ制作スタジオです。録音から配布パッケージの生成までを一つのプロジェクトで扱い、録音の途中でも自分の声で歌を聴けることを中核に置いています。
「現代版 OREMO」ではありません。中心にあるのは「録音リストと oto.ini を操作する」ではなく、声を録ると、途中でも自分の声が歌い始めるという体験です。
- Create before configure — 設定する前に、まず歌える
- Own your voice — 自分の声は自分のもの
- Made to be handed on — 手渡せる状態まで、つくる
M2 と M4 を実装中です。 録音してテイクを確定し、その場で自分の声に歌わせて、 自動で原音設定を当て、配布パッケージ(ZIP と UAR)まで書き出せます。 原音設定エディタ(M6)と、上位方式から下位方式への書き出し(M5)はこれからです。 マイルストーンの区切りは meta/profiles/ にあります。
使う人向けの手引きはまだありません。 下の一覧は背景と方針で、使い方ではありません。
| 文書 | 内容 |
|---|---|
| product-vision.md | なぜ・誰に・何を作るか。確定している方針 |
| personas.md | 誰のために作るか |
| journey-map.md | 体験の時系列(現状と理想) |
| usecase-map.md | 機能と利用関係 |
| reports/ | 調査・設計・戦略のまとめ(画面設計、GTM、リポジトリ構造の外部レビューなど) |
| talks/ | 発表資料。関係者への提案など。台本とスライド、書き出した HTML / PDF |
| meta/ | 何を満たさないと成立しないか。要件・判断・未決の論点・予算 |
| specs/ | 形式的な契約。反例探索にかけている |
| AGENTS.md | エージェントが作業するときの前提と、破ってはいけないもの |
- 単一のネイティブアプリケーション(Rust + Tauri)。PC 前提
- 処理はローカルで完結する。声をサーバへ送らない
- オフラインで全機能が動く
- まず UTAU エコシステムをサポートする
- 原音設定は自動を既定とするが、setParam / vLabeler と同等の編集機能を必ず持つ
開発ツールは Nix が供給します。 Rust も bun も fslc も git-lfs も
flake.nix に書いてあり、rustup や Homebrew や apt は要りません。
トップレベルだけ clone して、シェルに入ってから submodule を取ってください。
git clone https://github.com/uta-lab/koeru && cd koeru
nix develop
git lfs install && git submodule update --init --recursiveWORLD と Kaldi、MFA の音響モデルを submodule で調達しており、モデルの実体は LFS に あります。順序を逆にすると clone が途中で止まります。 Nix の導入から順に書いた手順は CONTRIBUTING.md にあります。
以下は devShell の中で走らせます。
cargo fmt --all --check
cargo clippy --workspace --all-targets --all-features -- -D warnings
cargo test --workspace --all-features
cargo deny check
nix flake checkWebView 側は crates/koeru-app/ui で完結します。
cd crates/koeru-app/ui && bun install && bun run check && bun run buildWindows は Nix の対象外です。 Nix はネイティブに Windows を支えないので、
Windows で開発する場合はツールを自分で揃えることになります。詳細は
setup-koeru を読んでください。
clippy::all はリポジトリ全体で deny です。コードの規約は .agents/skills/ にあります——コメント、Rust、画面、環境、検証、発表資料の6つ。作業のときに読み込まれる Agent Skill として管理していますが、人間が読んでも同じものです。
Issue と Pull Request を歓迎します。CONTRIBUTING.md を読んでください。すべてのコミットに DCO の Signed-off-by が必要です。
派生物もソースが公開され続けることを意図しています。「声は本人が所有し、持ち運び、渡せる創作資産である」という思想と、ソフトウェア自体が開かれ続けることを揃えるためです。